大腿骨頸部骨折で後遺障害10級11号を獲得した事例 - 福岡の交通事故弁護士

大腿骨頸部骨折で後遺障害10級11号を獲得した事例

大腿骨頸部骨折で人工骨頭で後遺障害10級11号を獲得し1610万円を獲得した70代主婦の事例(バイクの交通事故)

相手方から提示された賠償額750万
結果1610万

主な争点と結果

項目相手方主張結果
休業損害800,000円3,000,000円
入院付添費0円500,000円
逸失利益3,000,000円5,672,877円
合計7,500,000円16,100,000円

事故態様

路外から侵入してきた車両と二輪車の事故

ご相談のきっかけ

ご相談者の方は、70代の女性の方で福岡市博多区の路上をバイクで走行中に、突然路外から侵入してきた車両に衝突される交通事故に遭い、左大腿骨頸部骨折の重傷を負いました。 交通事故で母親が交通事故で重傷を負ったことで、息子さんが当事務所にご相談に来られました。

ご相談のポイント

左大腿骨頸部骨折で人工骨頭の挿入手術を行っているので、ご相談の当初から後遺障害等級10級11号が予想されました。

後遺障害の申請

人工骨頭の挿入がされておりましたので、股関節の可動域が健側の2分の1に制限された場合には、後遺障害等級8級7号が認定される可能性があります。
したがって、症状固定時には、当事務所の弁護士が病院に同行し、股関節可動域の測定に立会いをしました。 測定の結果、股関節の可動域は、2分の1以下だったため、後遺障害等級10級11号が予想されました。 当事務所で後遺障害申請を行った結果、後遺障害等級10級11号が認定されました。

その後の示談交渉の結果

依頼者が示談交渉での解決を強く希望されていたため、弁護士が相手方保険会社と示談交渉による解決を目指しました。
示談交渉では、主婦の休業損害、入院付添費、逸失利益等が争点となりました。 主婦の休業損害については、相手方は80万円程度の提示でしたが、家事の支障について主張立証を行い、交渉をした結果300万円へ増額、症状固定時まで満額の休業損害が認められました。
入院付添費については、相手方は否定してきましたが、弁護士が親族による身の回りの世話の必要性について主張立証を行い、最終的に約50万円の入院付添費の獲得に成功しております。
逸失利益についても、相手方は、依頼者が高齢ということもあり、250万円程度の提示でしたが、570万円のまでの増額に成功しております。 自賠責部分と併せて1,610万円の獲得に成功しております。 当事務所の算定によると、裁判での解決基準とほぼ同水準となりましたので、示談での解決となりました。

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