事故発生場所:福岡県古賀市
270万円獲得
主な争点と結果
項目 | 金額 |
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休業損害 | 1,100,000円 |
入通院慰謝料 | 980,000円 |
後遺症慰謝料 | 1,100,000円 |
逸失利益 | 714,627円 |
合計 | 2,700,000円 |
事故態様

ご相談のきっかけ
ご相談者は福岡県古賀市の路上を走行中に交差点での直線車両同士の交通事故遭われました。
相談者の車両は、経済的全損(車両の買替え価格が修理代金を上回る)となったため車両の買替え価格が妥当か不安になり、ご相談に来られました。
ご相談のポイント

示談交渉の過程
もともと物損事故の解決のためにご相談に来られたのですが、人身部分についても頸椎捻挫、腰椎捻挫を負い、ムチウチの後遺症による「めまい」や「頭痛」の症状に悩まされていましたので、症状固定後に後遺障害の申請ができることをアドバイスさせていただきました。
依頼者の方は、後遺障害が申請できることについては、意識していなかったようですが、治療終了後に痛みが残ることをを心配されていましたので、当事務所が後遺障害の申請を行うこととなりました。
後遺障害の申請にあたっては、後遺障害診断書の記載が非常に重要となりますので、主治医に依頼者の方の症状に忠実に後遺障害診断書を記載してもらうよう、弁護士から依頼をしました。
後遺障害診断書では、腰椎のジャクソンテスト、スパーリングテストが陰性でした。
さらには、腰椎でもFNSテスト、SLRテストなどの神経学的検査がすべて陰性でした。
そこで、腱反射についてもテストを主治医に依頼し、ホフマン反射、トレムナー反射は陰性でしたが、ワルテンベルク反射(病的反射)が左右とも陽性という結果がでました。
腱反射テストについては、後遺障害診断書に記載がないことも多く、検査自体も実施されていないこともありますが、主治医にしっかりとした検査をお願いすることで、ワルテンベルク反射が陽性であることが判明したのです。
そこで、これらの後遺障害診断書をもとに当事務所の弁護士が後遺障害の異議申立書を作成し異議申立書を自賠責に提出をしました。