直進車B(黒色)に一方通行違反があった場合

B(黒)には一方通行違反という重大な過失がありますが、A(茶色)にも見通しがきかない交差点に進入する際の徐行義務があり、安全確認義務が全くないとは言えないため、以下の基本割合になっています。
夜間はライトの照射によって、交差点に他の車両が接近していることを察知しやすいため、修正要素となっています。
Aの過失 | Bの過失 | ||
---|---|---|---|
基本割合 | 20 | 80 | |
修正要素 | 夜間 | +5 | |
Aの著しい過失 | +10 | ||
Aの重過失 | +20 | ||
Bの著しい過失 | +10 | ||
Bの重過失 | +20 |
交通事故の過失割合は、弁護士が実況見分等の刑事記録による立証を行うことにより、有利になる可能性があります。