両車両とも赤信号で進入した場合

双方が赤信号で進入した場合には、どちらにも信号違反という重大な過失があることから、基本割合は同じになっています。
なお、修正要素の明らかな先入に関しては、衝突地点や衝突部位、双方の速度差などを総合的に判断して考慮されます。
A(茶色)の過失 | B(黒色)の過失 | ||
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基本割合 | 50 | 50 | |
修正要素 | Bの明らかな先入 | +10 | |
Aの著しい過失 | +5 | ||
Aの重過失 | +10 | ||
Aの明らかな先入 | +10 | ||
Bの著しい過失 | +5 | ||
Bの重過失 | +10 |
交通事故の過失割合は、弁護士が実況見分等の刑事記録による立証を行うことにより、有利になる可能性があります。